「kintothon #1 in Okinawa」に参加しました

 6/6(金)〜6/8(日)に沖縄で開催された「kintothon #1 in Okinawa」に参加させて頂きました。Webアプリの企画・開発・販売等を行われているレキサスさんが定期的に開催されている社内Hackathonにおいて、今回サイボウズkintoneしばりで行われるということで、サイボウズスタッフの皆さんに加え、2人のkintoneエバンジェリスト、『全てのサイボウズプロダクトに精通』されているジョイゾーの四宮さんと『あらゆるサービス・システムやデータをkintoneに接続できるDataSpiderを開発・提供』されているアプレッソの友松さんと共に参加させて頂きました。世界初のkintone Hackathonです!

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 「明日から使えるアプリを作る」ということで、皆さんそれぞれのテーマで、個人で挑まれたり、チームを組んで作業分担されたり3日間モクモクと作業を進められていました(部屋のTVではAKB総選挙が流れていたそうですが、私も全く気付きませんでした)。

 2日目からの参加だった私ですが、来沖したその日に会場からすぐの海で泳いだり、沖縄料理が並ぶ夕食では三線の演奏を聞かせて頂いたりとバカンスとしても満喫させて頂きました、プライベートですので。三線は社内でイベント等あったりすると演奏されるそうです(羨ましいですね)。

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 そして、最終日に成果発表が行われたのですが、全てが凄く実用的な内容で、参考にさせて頂きたいHackでした。レキサスの皆さんは、初めてkintoneを触った方、普段開発以外の仕事をされている方で殆どを占めていたとのことでしたが、JavaScriptでガッツリ作り込まれていました。kintoneのファストさと皆さんのアイディア・スキルの融合に驚かされました。

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 全体的な詳しい内容は、レキサスさんの公式ブログ「レキブロ」にまとめて頂いていますので、是非ご覧ください。友松さんのDataSpiderのTwitterアダプタとkintoneアダプタによるアプリケーションも必見です!こちらは「dstnブログ」にレポートされていますので、ご覧ください。更に、ハッシュタグ#kintothonのツイートも多数ありますので合わせてご覧ください。

 

 そして、私はと言いますと1日遅れで参加させて頂き、早く終わらせて海で泳ぐために「Typetalk Hack Fukuoka」に続き、「Raspberry Pi」を開発環境として持ち込ませてもらいました。

(成果発表用のスライド)

 

 kintoneとRaspberry PiによるM2M2H(Machine to machine to human)というHackに挑みました。詳しくはスライドをご覧頂ければと思いますが、

  • 温度
  • 静止画
  • 位置情報

をRaspberry Piからkintoneに直接連携する内容です。ちなみに、REST APIの認証には期間中6/8のkintoneアップデートで追加されたAPIトークンを利用しました(待ちわびた機能でした)。

 ユースケースとしては倉庫の監視等には良いのではないかと思います。連携されたデータを活用するためのkintoneのビューについては、

  • 地図ベース
  • グラフベース
  • カレンダーベース(終了後に追加)

の3種類を設定しました。

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 今回の要であるRaspberry Piで実行するPythonスクリプトをサンプルとして公開(http://t.co/WEK6poV0CM)させて頂いていますが、スクリプトのタスク自体の監視やRaspberry Piのハードの信頼性等考慮すべき点が多々あると思いますので、お試しに際しては自己責任でお願い致します。当日、ネットワークによる位置推定ではオーストラリアのキャンベラを指すという残念な結果になりましたが、終了後IPアドレスから位置情報を返すサービスを別のものへ変更して多少マシになっています。

 また、Raspberry Piの詳しい設定やkintoneのJavaScript等整理出来たらGitHub等で改めて公開させてもらいたいと思っていますので、ご期待頂ければと思います(電子工作レベルと思っており、すぐにビジネスには紐つかなさそうですがニーズありますか?)。

 

 今回もやはり他の参加者の皆さんのアイディアやスキルは参考になりましたし、このような場に置かれると自身のアイディアも整理されたり、進む感じがして、楽しませて頂きました。

 

 最後に、会場や食事等準備頂きましたレキサスの常盤木さん、村濱さんはじめ関係者の皆さんに感謝致します。ありがとうございました。

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 次回こそは、ジョジョ立ちの猫型ロボットに会えますように!