「kintone Café 松山 #1」に参加してきました
今月は「kintone Café」ラッシュとなっていますが、昨日9月22日、サイボウズ創業の地である松山での初開催となった「kintone Café 松山 #1」に参加させて頂きました。
(サイボウズ松山オフィスはオシャレで落ち着けるたたずまいです)
今回は、株式会社アイムービックさんの主催で、場所はサイボウズ松山オフィスでの開催でした(アイムービックさんの開催レポートも公開されましたので、是非ご覧ください)。松山では初回からいきなり約20名の参加者が集いました。流石地元です。
「kinotne Caféの理念」についての簡単な説明の後、いつも通り?サイボウズ佐藤さんのイントロパートでスタートしていきました。基本に忠実にkintoneの基本機能である
- データベース
- ワールフロー
- コミュニケーション
によって実現される「PDCAフレームワーク」についてのお話に、kintoneがフィットする/している市場、活用ニーズの高いアプリ群についてご紹介頂きました。なんでも、一位のニーズはSFCと同じく案件管理で以降の傾向もほぼ同じ、それでいながらSFCからの乗換も多いとか。
続いて、kintoneエバンジェリストである「kintone Café 土佐 Vol.1主催」タイムコンシェル片岡さんと「道後温泉旅行中」の山下もお話しさせて頂きました。私はイベントページから普通に申し込んで、聴衆の皆さんに紛れ込むつもりだったのですが・・・。
山下からはkintoneの基礎ハンズオンの前にも関わらず、「kintoneカスタマイズのコツ」とタイトルもやや大げさに、割と技術的に突っ込んだkintoneのJavaScriptカスタマイズの可能性について深めることを試みました。
今回のデモアプリの一部をアプリテンプレートやサンプルコードを含めてGitHubに公開させて頂いていますので、ご覧頂ければと思います。
(追記)「kintone Café 福岡 Vol.3」にてSendGrid APIによる電話メモアプリ(メール送信アプリ)のサンプルを紹介させて頂きましたので、スライドと合わせて参照頂ければと思います。
また、片岡さんからはタイムコンシェルさんでkintoneを取り扱うようになった経緯から現在の取り組みについてのお話がありました。およそ2年前のkintoneに出会った頃にはkintoneへの注力について半信半疑だったそうですが、昨年7月のJavaScriptカスタマイズ機能のリリース等を受け、案件をこなされる中でkintoneを事業の主軸にしていくことになったとのことでした。エンジニア視点からkintoneの機能構成はまさに秀逸であり、ユーザーライクなUI/UXから高度なカスタマイズ機能までを具備していることからお客さまの目の前でのアプリ作り/修正をできることが大きな強みであると仰っていました。
タイムコンシェルさんはkintoneアプリストアにもアプリを公開されていますので、そちらも参考にして頂ければと思います。
そして、kintoneと言えば実際に触れてみることで、そのメリット・ファスト感を体感できるということで、kintone Caféではお馴染みのハンズオンのパートに移っていきました。今回のメンターであるサイボウズの西尾さんからは、Excelファイルを用いたアプリ作成からスタートし、フィールドやルックアップ等の設定を含めたkintoneでのアプリ作りの基本が紹介されました。
最後に、kintone開発プロダクトマネージャであるサイボウズの門屋さんから「kintoneが変えるSIビジネス」というテーマでのお話でした。「今回、挑戦的内容を含みます」と前置きされた上で、
といったトピック・命題を取り上げられつつ、ご自身の見解を展開されました。詳しくはスライドが公開されましたので、こちらをご覧ください。
先日のBCNセミナーと共通するような見解・予見だったと思いますが、クラウド・エコシステムがもたらすであろう革新・可能性を感じさせてもらえるお話でした。この種の議論は今年の「cybozu.com conference 2014」でも大きなテーマとなってくるのは間違いなく、パイオニア達の動きからも目が離せないところです。
今回、このような内容で「kintone Café 松山 #1」も盛会のうちに終了しました。そして、Caféのあとは出口で金色のボウズマンに見送られ、恒例の懇親会で・・・
皆さん交流を広げられていたようでした(^^)
おまけ
松山と言えば「道後温泉」です(個人的には元々こちらが目的)。今朝10時頃に道後温泉本館に足を運び、懇親会で教えて頂いた通り「坊ちゃん団子」も食せる個室コースで入湯してきました。「霊の湯(たまのゆ)」、「神の湯(かみのゆ)」と2種類の温泉につかった後は、「坊ちゃんの間」の向かいの五号室でゆったりとした時を過ごさせてもらいました。
坊ちゃん団子を食してゆっくりした後は、皇室専用の湯殿「又新殿」の見学に案内されます。2億円にもなる高級な石で出来た風呂には、浴衣姿のまま立って入られていたとのことでした。また、ご利用は大正天皇と昭和天皇による合計3回で、現在では温泉を閉じてしまい利用されることはなくなったとのことでした。
次は今回改装中だった「トンカツパフェ」も頂きに、また来させてもらいたいと思います。