Raspberry Piの設定【raspi-config/言語・タイムゾーン・キーボードの設定】
今回は、「言語(文字コード)」、「タイムゾーン」、「キーボード」といった基本設定を行っていきましょう。
sudo raspi-config
コマンドから入っていきます。
$ sudo raspi-config
コマンドを打つと次のような画面が現れます。
今回の設定は 、4 Internationalisation Options
の中にありますので、カーソルを合わせて、エンターキーを押してください。(上下は「↑」、「↓」で動けます。決定は、エンターキーです。ちなみに、「←」、「→」で 、<Select>
と<Finish>
の間を行き来できます)
上から順番に、I1 Change Locale
、I2 Change Timezone
、I3 Change Keyboard Layout
、すなわち、「言語・エリア」、「タイムゾーン」、「キーボード」ということになります。なお、今回はリモート接続を想定していますので「キーボード」の設定は行いません。(ディスプレイとキーボードを用いる際に)USBで接続されたキーボードには設定できますが、リモート接続の場合には意味をなしません。
「言語・エリア」を日本語ベースに設定する
I1 Change Locale
を選択して、次の画面に進みます。そして、Configuring locales
で、
en_GB.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8
あたりを選択します。選択にはスペースキーを押し、選択されると「*」がつきます。
続けて、Default locale
として、ja_JP.UTF-8
を選択します。
以上で、言語設定は終了です。
「タイムゾーン」を設定する
I2 Change Timezone
を選択後、Asia
→Tokyo
を選びます。
(Asia
の選択)
(Tokyo
の選択)
以上で、タイムゾーンの設定も終了です。
ここで補足ですが、このままではperlのスクリプトが走る時に、Warning
がやまないようです。perl -v
で確認すると、LANGUAGE
とLC_ALL
が(unset)
とのことです。
そこで、気持ち悪いので.bashrc
に次のように書き足しておきます。
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LANGUAGE=ja_JP.UTF-8
これで、source .bashrc
か再起動すると、Warning
も消えました。
前言通り、リモート接続を想定している今回はキーボードの設定を行いませんが、必要な時には、I3 Change Keyboard Layout
で、Generic 105-Key(Intel) PC
→Japanese
辺りを選択しておきましょう。